7 月20日(木)~7月21日(金)にかけて、平成29年度サマーセミナーを開催いたしました。
今年は、美作市にある美春閣をメイン会場として岡山県内の会員施設・事業所を対象に40名を超える参加者のもと、障害福祉の現状を学び、交流を深めることによって相互の連携を図ることを目的として行われました。
初日は、【障害福祉情勢】として県協会部会長による現状報告を踏まえた話をしていただき、県内の福祉情報を知る良い機会となりました。
午後からは、4グループに分かれ各事業所で起きている問題点を出し合いグループ討議(分科会)を行いました。
研修委員の仕切りで3時間を超える話し合いとなりましたが、時間が足りず白熱した時間となりました。
特に行動問題、高齢化、自閉症スペクトラムの方々への支援で行き詰まりを感じている様子がうかがえました。
しかし、問題点を共有する事で同じような課題がある事を知りました。
昼食時には、緊張感が見え隠れしていましたが、グループ討議を経て雰囲気が和やかになったように感じました。
部会長は、情勢報告後、ロビーにて政策委員会を開いておりました。ここでも、活発な意見交換がなされました。
さて、夕食時には、情報交換会として食事しながら参加者の交流が見られました。お酒も入り本音の意見交換ができたのではないでしょうか。
ある意味、サマーセミナーならではの時間となりました。
2日目は、施設見学として社会福祉法人勝明福祉会に お邪魔させていただきました。
まず、きずなでは生活介護事業の様子や、B型事業のハウスを見学させていただきました。
何より印象に残ったのが利用者さんの自己選択に基づき題材・作業選択ができている事に関心を覚えました。
また、支援スタッフにも笑顔が見られており、事業所としての良い雰囲気も感じました。
また、グループホームの建設案や将来を見越した事業展開の説明もしていただきました。
その他、介護福祉事業所として南光荘では介護レベルに沿ったハード面の設備や介護工夫が見られました。
高齢化が進み課題を抱えた事業所には、大変参考になったと思います。思わず、たくさんの写真を撮ってしまいました。
忙しい時間帯にも関わらず、丁寧な説明をいただきありがとうございました
最後になりますが、2日間の研修を通して、新しい知識だけでは無く、意見交換をする事で横のつながりを作る良い機会になりました。
日々の支援に追われる中で新たな発見もあり、また良い刺激にもなった研修でした。
来年度に向けて反省点も出てくると思われますが、より良い研修となる事を願っております。
水舟会長をはじめ参加していただいた方、事務局、研修委員の皆さんお疲れさまでした。
文責 研修委員 髙田 奉心 (ときわ)
※就労継続支援A型 福祉の店きずな
お近くに来られた際は、お立ち寄りください。
みんな、生き生きと、がんばっています。